葛根湯のQ&Aその2
Qどうして一般の風邪薬は眠くなって、葛根湯は眠くならないんですか?
A一般の風邪薬には、抗ヒスタミン剤といって、
鼻水やくしゃみをおさえる成分が入ってます。
抗ヒスタミン剤というのは、
体内にある【ヒスタミン】という物質を抑える薬のことです。
ヒスタミンは、くしゃみや鼻水などの
アレルギー様症状を起こしてしまう物質ですが、
その一方で、覚醒物質でもあるのです。
なのでヒスタミンを抑えてしまうと、眠気がでてくるのです。
葛根湯には抗ヒスタミン剤は入ってないので、眠くなりません。
ちなみに最近は、眠くならない風邪薬というのも増えてきてますけどね。

Q葛根湯が合う体質などはありますか?
A一漢方の用語で【実証;ジッショウ】というのですが、
体力がある、筋肉質、声が大きい、
胃腸が強い、暑がり、などのような体質をいいます。
逆を【虚証;キョショウ】といい、
体力がなくて弱弱しい、声が小さい、
胃腸が弱くてすぐに下痢をする、
寒がり、などのような体質をいいます。
高齢者は基本的にみんな虚証です。
葛根湯が合う体質は実証で、虚証の人が飲むと、
胃の調子が悪くなったりすることがあります。
他にも、胃腸の調子が悪い人、発汗の多い人にも向きません。
また、病気が深部にまで及んだ場合を
【裏証;リショウ】といって、これも葛根湯は向きません。
ちなみに、葛根湯のように発汗をうながして
治療することを漢方では【解表;ゲヒョウ】といいます。
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