サリドマイド・薬害
キノホルムは整腸剤です。
下痢や腹痛、視力障害や運動障害、意識障害にまでいたる患者が相次ぎ、はじめは何かのウィルスじゃないかと言われていましたが、キノホルムという薬のせいだと後に判明しました。
これを、スモン病と命名。
スモンとは、SMONのことで、Subacute myelo-optico-neuropathy(亜急性脊髄視束神経炎)の略です。
これによって、一万人もの被害者を出したキノホルムの製造は中止(1970年)になったのですが、2006年、これがアルツハイマーに効果があるという説がでてきました。
プラセボ(偽薬)と比較して、キノホルム群はアルツハイマーの精神症状を有意に改善したとのことです。
もともとキノホルムというのはビタミンB12の欠乏症状が出やすく、これがスモン病の原因となってるんじゃないかと言われており、ビタミンB12と一緒に服用することによって防げるということです。
今のところ、アルツハイマーの薬は「アリセプト」しかなく、これも進行を遅らせるものでしかありません。
キノホルムも、もしかしたら将来、サリドマイドに並ぶ奇跡の薬になるのでは…?と言われたこともありましたが、研究はなかなか進んでいないようです。
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